「保育士資格を活かせる仕事って何がある？」
「子育てしながらでも無理なくできる働き方が知りたい」
「復帰はまだ先だけど、資格を眠らせたくない…」
そんな保育士ママの思いに寄り添いながら、
“今すぐできる在宅副業”から“子育てが落ち着いたときのキャリア”まで、15の働き方をまとめました。
資格は“今すぐ戻らなくても”味方になってくれます。
あなたのペースで選べる働き方を、やさしく案内します。
この記事を書いた人
tomako 【2児の母・保育士・幼稚園教諭1種・FP3級】
子育てと仕事の両立を模索しながら、保育士の「働き方とお金の不安」をやさしく発信しています。
🌼あなたに向いてる働き方、どれ？
記事は15種類あるので、
まずは“向いている人”をヒントに進めてみてくださいね。
今の気持ち・生活リズムに合う働き方が、きっと見つかります。
【まずは、かんたん3問】
保育士ママあなたに向いている働き方診断
Q1. 今は“できれば家で”収入をつくりたい
→ YES：在宅ワーク（①〜⑤）がおすすめ
Q2. 子どもが学校に行っている数時間だけ働きたい
→ YES：短時間・柔軟勤務（⑥〜⑩）
Q3. 子育てがひと段落した“次のキャリア”を考えたい
→ YES：未来の働き方（⑪〜⑮）
今すぐできる！保育士資格を活かせる在宅ワーク・副業5選
子どもが小さい時期でも始めやすい、スキマ時間向けの働き方です。
① 保育系ライター（在宅）
保育の知識や子育て経験を、記事として届ける仕事です。
クラウドワークスやココナラで案件を探しやすく、初心者でも挑戦できます。
完全在宅なので、子どもが寝ている時間や朝活でコツコツ続けられるのが魅力。
専門性が評価されやすく、保育士資格は大きな強みになります。
私もここから始めました。
向いている人
・文章を書くのが好き
・自分のペースで働きたい
② 子育て相談サービス（ココナラ等）
“育児の悩みを聞く”という、保育士ならではのスキルを活かせる仕事。
睡眠、離乳食、イヤイヤ期、入園準備など、相談内容はさまざまです。
保育士資格があることで安心感が高く、リピーターがつきやすいジャンル。
顔出しの必要がないため、気軽に始められます。
向いている人
・寄り添うことが得意
・話を聞くのが好き
③ 保育グッズ・おもちゃのハンドメイド販売
布おもちゃ、スタイ、保育園で使えるグッズなどの制作・販売です。
「保育士が考えた」というだけで、保護者からの信頼度がアップ。
BASE・minneなどで販売しやすく、好きなときに作れるのが魅力。
子育て経験をデザインに活かすこともできます。
向いている人
・手仕事が好き
・細かい作業に集中できる
④ SNSでの保育・子育て発信（Instagram・note）
手あそび、声かけ、活動アイデア、日常の子育ての工夫など。
保育士の発信はニーズが高く、フォロワーが増えると仕事の相談につながることも。
すぐ収益化する必要がないので、ゆるく始められます。
向いている人
・発信してみたい
・誰かの役に立つ情報を届けたい
⑤ イラスト販売・保育教材のデザイン
iPadやCanvaで制作したイラストや教材を、ココナラやBOOTHで販売できます。
誕生日表、季節の制作、掲示物などは常に需要があるジャンル。
「保育園で実際に使える教材」は特に人気です。
向いている人
・絵が好き
・デザインに興味がある
子育て中でも無理なくできる！短時間・柔軟な働き方5選
子どもが幼稚園・小学生になり、少し余裕ができたときに始めやすい働き方。
⑥ ベビーシッター（キッズラインなど）
家庭に訪問して子どもの見守りを行う仕事です。
曜日・時間を自由に設定でき、短時間だけの働き方も可能。
0〜1歳の依頼が多く、子育て経験がそのまま強みになります。
資格保有者は時給も高めで、1,200〜1,800円ほどが目安。
向いている人
・柔軟に働きたい
・赤ちゃんの対応が得意
⑦ 放課後等デイサービス
発達に特性のある子どもたちの支援を行うお仕事です。
午後勤務が多く、朝は家族とゆっくり過ごせます。
研修が手厚い施設が多いので、未経験でも安心。
子ども一人ひとりと向き合う時間が長いのも特徴です。
向いている人
・発達支援に興味がある
・落ち着いた環境で働きたい
⑧ 企業主導型保育園
企業が運営する保育園で、少人数・家庭的な雰囲気の園が多いです。
短時間勤務が可能な園もあり、子育てとの両立がしやすい傾向。
比較的業務が分担されていて働きやすい場合もあります。
向いている人
・少人数が好き
・ゆとりある環境で働きたい
⑨ 児童館・学童保育
放課後の子どもの見守り、遊びの支援、行事準備などを行う仕事です。
小学生との関わりがメインなので、体力的な負担が少なめ。
資格保有者は採用で有利になることも多く、人気の働き方です。
向いている人
・小学生との関わりが好き
・見守りが得意
⑩ 保育園の短時間パート（補助）
久しぶりの現場復帰にも安心の働き方。
担任を持たず、活動のサポートや掃除、準備が中心です。
子育て中のパート職員が多く、理解ある環境が見つけやすいです。
向いている人
・まずは軽く現場に戻りたい
・無理のない働き方を選びたい
子育てが落ち着いたら目指せる！未来の働き方5選
“もう一度しっかり働きたい”そんなタイミングで選べる選択肢。
⑪ 子育て支援センター職員
「保育士＋ママ」の経験が活きる代表的な職種です。
親子の遊び・相談・イベント運営など、保育士経験がそのまま役立つ仕事。
特に“ママの気持ちに寄り添える力”が強みになります。
向いている人
・親子のサポートに興味がある
・相談対応が好き
・ゆっくり関われる仕事がしたい
・地域の子育て支援に関わりたい
⑫ 保育士養成校の講師・実習指導
保育士を目指す学生に、自分の経験を伝える仕事。
「教える側」になることで、これまでの経験が深い価値に変わります。
向いている人
・若い世代の育成に関わりたい
・自分の経験を言語化するのが好き
・現場のやりがいを伝えたい
・教育分野に興味がある
⑬ 自治体・保育団体の事務職
書類作成・相談窓口・研修準備など、保育現場を“裏から支える”仕事。
体力負担が少なく、息長く働きやすいポジションです。
向いている人
・コツコツ進める仕事が好き
・事務作業が苦じゃない
・裏方ポジションが好き
・保育を支える側の仕事に興味がある
⑭ 事業所内保育・病院内保育
企業や病院の従業員の子を預かる園。
定員が少ない園も多く、落ち着いた雰囲気の中で保育できます。
向いている人
・落ち着いた環境で働きたい
・少人数保育が好き
・負担少なめの現場を探している
⑮ フリーランス保育士
研修講師、ワークショップ、おもちゃ講座、単発保育など、
“保育士×得意”を掛け合わせられる自由度の高い働き方。
向いている人
・自分のペースで働きたい
・得意を伸ばしていきたい
・イベントや企画が好き
・複数の仕事を組み合わせてみたい
あなたにぴったりな働き方まとめ｜タイプ別おすすめ3選
在宅でできることを増やしたいタイプ
→ ①保育系ライター
→ ②子育て相談
→ ④SNS発信
外で短時間働きたいタイプ
→ ⑥ベビーシッター
→ ⑨児童館
→ ⑧企業主導型保育園
キャリアアップを見据えたいタイプ
→ ⑪子育て支援センター
→ ⑫養成校の講師
→ ⑮フリーランス保育士
保育士資格は“今すぐ使わなくてもいい”あなたの味方
保育士資格は、
すぐに現場復帰しなくても、
「働きたい」と思ったときにそっと背中を押してくれる存在。
・今日からできる在宅副業
・子育てと両立しやすい短時間パート
・未来のキャリアチェンジ
どの道を選んでも、あなたの経験はちゃんと活きていく
保育士って、辞めても、休んでも、ブランクがあっても、
“子どもと関わる力”はなくならない。
あなたらしい働き方を選んでいい。
あなたのペースで選んでいい。
資格も経験も、これからのあなたの人生をそっと支えてくれます。
