子育てと仕事の両立、思っていた以上に大変ですよね。
特に保育士として働いていると、仕事でも家でも子どもに向き合う日々…。
「子どもと関わるのは好き。でも、この働き方は正直しんどい」
そんなふうに感じているママも多いのではないでしょうか。
私自身も出産後、「一度、違う仕事もしてみたい」と思い、派遣で事務職を経験しました。
その後、やっぱり保育がしたいと思い、派遣やパートで保育士に。
今は子育て支援センターで働いています。
一度離れてみたからこそ気づけたこともたくさんありました。
この記事では、そんな保育士ママに向けて「保育士以外」で子どもと関われる仕事を7つご紹介します。
資格が活かせるものから、事務系・医療系・一般企業の仕事まで、あなたに合った働き方を見つけるヒントになれば嬉しいです。
【保育士+2児の母 tomako】
保育の仕事は好き。
でも、わが子の『おかえり』に間に合いたい」そんな想いから、働き方を見つめなおしました。
保育士ママに向けて「無理なく続けられる働き方」を発信中。
子どもと関われる仕事7選|保育士以外にもたくさんある!
子どもと関わる仕事=保育士だけ、と思っていませんか?
実は、あなたの「子どもと関わるのが好き」という気持ちを活かせる仕事は、他にもたくさんあります。
ここでは、保育士ママでも無理なく続けやすい、7つの仕事をご紹介します。
資格が活かせる仕事から、事務や医療系、在宅ワークまで、幅広い選択肢を見ていきましょう!
おすすめの仕事一覧
1. 児童発達支援・放課後等デイサービス
発達に特性のある子どもたちの支援を行う福祉サービス。
保育士資格を活かせることが多く、マンツーマンや少人数でゆったり関われる環境もあります。
未経験からでも始められる施設もあり、療育に興味のある方におすすめです。
2. 子育て支援センター・ファミサポ事業
地域の子育てを支えるお仕事。
私も今、支援センターで働いていますが、行事や記録に追われることが少なく、
一人ひとりの親子と丁寧に関われるのが魅力です。
非常勤や短時間勤務もあり、子育て中の方にぴったりです。
3. ベビーシッター・訪問保育
家庭で保育を行う仕事。
保育士資格があれば登録できるサービスも多く、1対1でじっくり関われます。
フリーランス型で働き方も自由。
収入もスキル次第で高収入に。
4. 企業内保育・病児保育
企業のオフィス内や病院などに併設された保育室での勤務。
定員が少なく、保育内容も落ち着いているケースが多いため、心身にゆとりを持って働けます。
夜勤ありの病児保育などは高時給の求人も。
5. 医療事務・小児科受付
子どもと保護者を笑顔で迎える医療系の仕事。
一度「保育以外を経験したい」と思い、私も派遣で事務職に挑戦しました。
最初は戸惑いもありましたが、残業なし・定時退勤のありがたさを実感。
パソコンスキルなどを学びながら、子どもに関わる仕事に携われます。
6. 教材開発・知育コンテンツの制作
保育の経験を活かして、絵本や知育教材・アプリなどの制作に関われる仕事。
保育士ライターや監修として活躍する人も増えています。
在宅ワークも多く、クラウドソーシングでの募集も◎
7. 子ども英会話教室・知育教室のサポート講師
英語が得意でなくてもOKな教室も。
カリキュラムが整っていて、未経験者歓迎の求人も多くあります。
週1〜2日・短時間の扶養内勤務も可能で、ママにも人気。
なぜ保育士を辞めたくなるのか?リアルな声と現状
子どもが好きで選んだ保育の仕事。
だけど、働き続けるうちに「もう限界かも…」と感じてしまうこと、ありませんか?
私自身も、子育てと保育の両立が難しく感じた時期がありました。
どちらも全力で向き合いたいのに、どこかで犠牲にしているような気持ちになったり、
帰宅後はぐったりして、我が子に笑顔で向き合えなかったり…。
よく聞かれる“しんどい”の声
- 毎日の業務が多すぎて、子どもと向き合う余裕がない
- 残業や持ち帰り仕事があって、家に帰っても気が休まらない
- 家庭の予定より園の行事が優先されてしまう
- 周りに頼れる人がいない、気軽に相談できる環境がない
子育て中はさらにハードモードに…
- 自分の子どもの体調不良で休みにくい
- 行事や役員の参加があるのに、休みを取りにくい
- 「家庭も仕事も中途半端かも…」という罪悪感
私もそんな悩みを抱えて、「一度、保育から離れてみようかな」と思い、事務職に転職したことがあります。
その経験が、次のステップを考えるきっかけにもなりました。
私の経験談:事務職への転職、そして今
私は一度、「保育以外の仕事もやってみたい」と思い、派遣で事務職に転職したことがあります。
保育士としてずっと働いてきたので、パソコン業務や電話応対、座って仕事をする毎日はまるで別世界でした。
はじめての事務職は不安だらけ
正直、不安もたくさんありました。
保育現場では当たり前だった動きや声かけが通用せず、
「社会人としての一般スキルって、こういうことか…」と痛感する毎日。
でも、定時で帰れることや、自分の時間が確保できる働き方は新鮮で楽しくて、ちょっと心がラクになったのも事実です。
それでも気づいた「やっぱり子どもが好き」
ただ、しばらく働くうちに「やっぱり子どもと関わる仕事がしたいな」と思うように。
幼稚園教諭しか経験のない私でしたが、派遣保育士に登録してみて、産休代理の保育士に挑戦しました。
幼稚園と保育園の違いに驚きながらも、楽しく経験させてもらいました。
子どもの成長につれ生活リズムも変わり、今は子育て支援センターで働いています。
ここでは、地域の親子と関わることができ、保育士の経験も活かせる。
でも保育園とは違って行事や書類に追われることも少なく、「私にも続けられる働き方だな」と感じています。
一度、保育から離れてみたからこそ、
「子どもに関わるのが好き」という自分の本音にも気づけました。
選んできた道にムダはひとつもなかったと、今では思えます。
自分らしい働き方を選ぶヒント|家庭と両立しやすい選択肢とは?
子育てをしながら働くというのは、それだけで本当に大変なこと。
「やりがい」も「収入」も大事だけれど、それ以上に「自分と家族が心地よく過ごせるかどうか」も大切にしたいですよね。
どんな働き方が、自分にとって“ちょうどいい”?
保育士資格があるからといって、ずっと現場で頑張り続けなきゃいけないわけじゃない。
一度立ち止まって、こんな視点で考えてみるのもおすすめです。
- 家庭とのバランスは取れるか?(行事・送り迎えとの両立)
- 勤務時間・休日は希望に合っているか?
- 自分の得意や経験を活かせそうか?
- 身体的・精神的に無理のない働き方か?
- 将来的に続けたい道につながるか?
働き方を変えるのは「逃げ」じゃない
私自身、「事務職→派遣保育士→子育て支援センター」と働き方を変えてきましたが、
そのたびに「こういう道もあるんだ」と発見がありました。
今の働き方がすべてじゃないし、変えてみることで見えてくるものもたくさんあります。
「子どもと関わる仕事が好き」という気持ちは、そのままに。
でも、その方法や場所は、もっと自由に選んでいい。
そんな風に、心に余裕を持てるようになったのは、私にとって大きな変化でした。
自分らしく、無理なく、働く選択を
今の自分に合った「ちょうどいい働き方」は、いつかのあなたの“当たり前”じゃないかもしれません。
でも、今だからこそ見える選択肢がある。
そのことに気づけるだけでも、一歩前に進めるはずです。
まとめ
子どもに関わる仕事は、保育士以外にもたくさんあります。
あなたの経験や想いは、どんな場所でも活かせます。
無理せず、自分らしく働ける道を一緒に探していきましょう。