「扶養内で働いていると、将来の年金は少ないらしい。」
そんな話を聞いて、
なんとなく不安になったことはありませんか?
私も最近まで、
“なんとなく少ないんだろうな”と思っているだけでした。
でも、日本の年金は“2階建て”の仕組みだと知り、
自分の状況を確認してみて、初めて現実味が出ました。
今回は、
✔ 2階建てってどういう意味?
✔ 扶養内パートの年金はいくらなのか
✔ 自分の金額はどうやって確認するの?
を、やさしく整理します。
この記事を書いた人
tomako 【2児の母・保育士・幼稚園教諭1種・FP3級・簿記3級】
子育てと仕事の両立を模索しながら、保育士の「働き方とお金の不安」をやさしく発信しています。
2階建てってどういう意味? 年金は「2階建て」の仕組み

日本の年金は、よく建物に例えられます。
1階=国民年金(基礎年金)
20歳〜60歳まで40年間納めると
満額で年間約80万円前後(=月約6万6千円程度)
これが土台です。
2階=厚生年金
会社員や社会保険加入パートは、
1階に加えて
2階部分(厚生年金)が上乗せされます。
2階部分は
・収入
・加入年数
によって増えていきます。
扶養内パートの年金はいくら?|扶養内パートは基本「1階だけ」

扶養内パート(第3号被保険者)は、会社員の配偶者として年金制度に加入している扱いになります。
自分で保険料を払っていなくても
国民年金(1階部分)に加入している扱いになります。
でも、
基本は1階部分のみ。
つまり、
将来もらえる年金は
国民年金を満額40年納めた場合で、月約6万6千円程度が目安です
ここまで読んで、私は正直、
「え?6万円って…生活できへんやん。」
と、思いました。
もちろん、これは“自分の年金だけ”の話です。
夫の年金や貯蓄があれば、状況は変わります。
でも、
「なんとなく安心」していた私は、
数字を見て初めて現実味を感じました。
怖がらせたいわけではありません。
ただ、
知らないままより、知ったうえでどうするかを考えたい。
そう思ったのです。
社会保険に入るとどう変わる?

厚生年金は、収入に応じて保険料を納める仕組みなので、受け取る年金額も収入によって変わります。
例えば――
🔹月15万円で20年加入した場合
→ 月1〜3万円ほど上乗せされるケースがあります。
🔹月25万円で20年加入した場合
→ 月3〜5万円以上上乗せされる可能性もあります。
(※実際の金額は収入や加入期間によって変わります)
仮に月3万円差が出たとすると、
・年間36万円
・20年受給で 約720万円の差
数字で見ると、
「働き方の違いって、こんなに変わるんだ」と感じるかもしれません。
もちろん、社会保険に入ると毎月の手取りは減ります。
だからこそ、今の暮らしとのバランスをどう考えるかが大切です。
自分の金額はどうやって確認するの?|ねんきん定期便、ちゃんと見ていますか?

ここで大事なのが、
『 ねんきん定期便 』
毎年届くあのハガキ(封書)。
なんとなく見て、
そのまま引き出しに入れていませんか?
実はここに、
・これまでの加入実績
・今のままだとどうなるか(※50歳以上は見込み額)
が書かれています。
自分の金額を確認しよう
今、あなたの家(年金)は
1階だけ?
それとも2階も少しずつ積み上がっている?
それを確認できるのが、
毎年届く「ねんきん定期便」です。
正直に言うと、
私はちゃんと見たことがありませんでした。
でも一度、数字をちゃんと見てみると、
「知らないままより、ずっといい」
そう思えました。
夫の年金定期便も、一緒に確認しよう
老後の生活は、
“自分の年金だけ”ではなく、
夫婦合わせてどうなるかで決まります。
自分は1階だけでも、
夫は2階がしっかり積み上がっているかもしれない。
逆に、思ったより少ない可能性もあります。
だからこそ、
✔ 自分の分
✔ 夫の分
両方を知って、
はじめて「我が家の老後」が見えてきます。
もっと詳しく知りたい場合は
「ねんきんネット」に登録すると、
将来の見込み額をシミュレーションすることもできます。
まとめ|知ったうえで、どう選ぶか

【ポイント】
年金は「1階(国民年金)」と「2階(厚生年金)」の仕組み。
扶養内パートは基本1階だけ。
社会保険に入れば2階が積み上がる。
知っているかどうかで、選び方は変わります。
扶養内が正解とも、
社会保険に入るのが正解とも、
簡単には言えません。
実は私自身、
いままさにこの問題に悩んでいる最中です。
何が正解?と考えれば考えるほど、
答えが出ない。
家族との「今」を大切にしたい。
でも、家族との「未来」のために
動き出さなければならないこともある。
その間で、揺れています。
だからこそ思うのです。
知らないまま悩むより、
知ったうえで悩んだほうがいい。
数字を知り、仕組みを知り、
そのうえで、自分の家庭に合った道を選ぶ。
きっと正解はひとつではありません。
それぞれの家庭に合った道を、
一緒に悩みながら見つけていきましょう。
この記事が、その小さな道しるべになれたら嬉しいです。


