「4月・5月・6月の給料で住民税が決まるって聞いたけど、本当?」
「4〜6月に残業すると損するって聞いた…なんで?」
実はこれ、住民税ではなく「社会保険料」の話なんです。ちょっとだけ仕組みを知っておくだけで、損せず働けるようになりますよ。
【保育士・2児の母 tomako】
「おかえり」を言える働き方がしたくて、保育士×在宅ワークライターに。
FP3級・簿記3級保有。お金と働き方をやさしく発信中♪

💡 先に結論!
4〜6月の給料の平均で、9月からの社会保険料(健康保険・厚生年金)が1年間決まります。
扶養内パート(社保未加入)の方には関係ありません!
住民税じゃないの?何が決まるの?

まず「何が決まるか」を整理しましょう。
| 種類 | 何をもとに計算? | いつ変わる? |
|---|---|---|
| 住民税 | 前年1月〜12月の年収合計 | 毎年6月に更新 |
| 社会保険料 (健康保険・厚生年金) | 4月・5月・6月の給与の平均 | 9月〜翌年8月まで適用 |
「4〜6月の給料で決まる」のは社会保険料の方。これを「標準報酬月額の定時決定」といいます。むずかしい言葉ですが、要は「この3ヶ月の平均収入を基準に、1年分の保険料を決めますよ」ということです。
標準報酬月額ってなに?

社会保険料は、給与の金額をそのまま使って計算するのではなく、「標準報酬月額」という段階(等級)に当てはめて計算します。
たとえば月収が18万円でも19万円でも、同じ等級になることがあります。この等級が、4〜6月の給与平均をもとに毎年9月に見直されます。
📌 給与に含まれるもの(全部平均に入ります!)
・基本給
・残業代・休日手当
・通勤手当
・住宅手当・家族手当など各種手当
→ 残業代が多い月が3ヶ月続くと、等級が上がって保険料も上がります
保険料はどのくらい変わるの?
「等級が1段階上がる」とどのくらい保険料が変わるか、イメージを見てみましょう。
| 標準報酬月額 | 健康保険料(本人負担) | 厚生年金(本人負担) | 月の合計 |
|---|---|---|---|
| 18万円 | 約8,900円 | 約16,500円 | 約25,400円 |
| 20万円 | 約9,900円 | 約18,300円 | 約28,200円 |
| 22万円 | 約10,900円 | 約20,130円 | 約31,030円 |
月収が2万円上がっても、保険料も月2,000〜3,000円上がります。年間では2〜3万円以上の差になることも。
⚠️ 4〜6月だけ残業が多くて平均が上がってしまうと、残業が少ない月も含めて1年間ずっと高い保険料を払い続けることになります。これが「4〜6月の残業は損」と言われる理由です。
扶養内パートは関係ある?

結論から言うと、扶養内で働いていて社会保険に加入していない方には、関係ありません!
標準報酬月額は、社会保険(健康保険・厚生年金)に加入している人だけに関係する仕組みです。
| 働き方 | 4〜6月の影響 |
|---|---|
| 扶養内パート(社保未加入) | ✅ 関係なし!気にしなくてOK |
| 社会保険に加入しているパート | ⚠️ 4〜6月の給与が上がると保険料も上がる |
| 正社員・フルタイム | ⚠️ 同上。特に残業が多い場合は注意 |
社保加入パートが4〜6月に気をつけること

✅ 4〜6月は残業を控えめにする
シフト調整が可能なら、この3ヶ月だけ少し残業を減らすだけで、1年分の保険料が変わります。
✅ 有給休暇を使うなら4〜6月以外がおすすめ
有給を取得しても給与は変わらないので問題ないですが、欠勤(ノーワークノーペイ)がある場合は計算に影響することも。
✅ 気になったら職場に確認する
「私の標準報酬月額はいくらですか?」と職場の事務担当に聞いてみると教えてもらえます。
まとめ
✅ 4〜6月の給料で決まるのは「住民税」ではなく「社会保険料」
✅ 4〜6月の給与平均 → 標準報酬月額が決まる → 9月〜翌年8月の保険料に反映
✅ 扶養内パート(社保未加入)には関係なし!
✅ 社保加入パートは4〜6月の残業を少し控えると◎
難しそうに見えて、知ってしまえばシンプルな仕組みです。今まさに4〜6月の時期、ぜひ参考にしてみてください😊




