「時給1500円でパートしてるけど、扶養を外れないか不安…」
「何時間までなら働いていいの?計算方法がよくわからない」
そう思っているあなた、すごくよくわかります。
時給が上がると嬉しい反面「扶養から外れてしまうかも」という不安になりますよね。
私も保育士パートをしながら、年収の壁を気にしながら働いてきた経験があります。
計算が苦手でも大丈夫。
この記事では「時給1500円なら何時間まで?」を一覧表でスッキリ解説します!
この記事を書いた人|tomako
40代パートママ・保育士資格あり。扶養内で働きながらコツコツNISA継続中。お金のことが苦手だった私が、少しずつ学んで気づいたことをブログに書いています。
💡 先に結論!
時給1500円で給与収入を年130万円未満に収める単純計算では、
月約72時間・週平均約16時間がひとつの目安です。
ただし、交通費・手当・賞与などの扱いや、勤務先で社会保険に入る条件によって変わります。最後は勤務先と、夫の健康保険の窓口へ確認してくださいね。
時給1500円でパートするとき「気にしたい壁」は3つ

扶養に関係する「年収の壁」は、主に3つあります。
どれに当てはまるかは、あなたの状況によって変わります。まずはざっくり全体像を見てみましょう。
| 年収の壁 | どんな影響? | 誰に関係する? |
|---|---|---|
| 106万円の壁 | 勤務先の社会保険に入る条件を確認する目安 | 一定の勤務先で週20時間以上働く人など |
| 123万円の壁 (配偶者控除) | 配偶者控除の対象になるかを確認する目安 | 本人と配偶者の所得要件を満たす人 |
| 130万円の壁 | 健康保険の被扶養者から外れる可能性がある | 夫の健康保険の扶養に入っている人 |
⚠️ 「130万円の壁」を超える見込みになると、夫の健康保険の被扶養者から外れる場合があります。その後の加入先は、勤務先の健康保険・厚生年金になるか、国民健康保険・国民年金になるかなど、働き方によって異なります。保険料も一律ではありません。
健康保険の被扶養者や国民年金の第3号被保険者でいる間は、本人が保険料を個別に納めない仕組みです。扶養を外れたあとの負担や保障は加入先によって変わるので、手取りだけでなく将来の年金なども含めて考えることが大切です。
【一覧表】時給1500円なら何時間まで働ける?
では実際に、時給1500円の場合に各壁に当たる時間数を計算しました。
| 気にする壁 | 年収ライン | 月の時間めやす | 週平均のめやす |
|---|---|---|---|
| 106万円の壁 (2026年9月時点の賃金要件) | 年約106万円 | 月約59時間 | 週平均約13.5時間 ※加入の時間要件は週20時間以上など |
| 123万円の壁 (配偶者控除) | 給与収入123万円以下 | 月約68時間 | 週平均約15.7時間 |
| 130万円の壁 (健康保険の扶養) | 年間収入130万円未満 | 月約72時間 | 週平均約16.6時間 |
📌 計算式:年収 ÷ 時給1,500円 ÷ 12ヶ月 = 月の時間数
例)130万円 ÷ 1,500円 ÷ 12ヶ月 = 約72時間
※給与だけを12か月均等に受け取ると仮定した単純計算です。交通費・手当・賞与などの扱い、勤務先の社会保険の加入条件、加入している健康保険の判断を優先してください。
それぞれの壁、もう少しやさしく説明します
①106万円の壁(月8.8万円・週20時間)
「106万円の壁」は、パート先の会社が従業員51人以上などの条件を満たす場合に関係します。
時給1500円で月8.8万円は月約59時間ですが、これは収入を単純計算した数字です。「週約14時間を超えたら社会保険に入る」という意味ではありません。
🏫 2026年9月時点では、従業員51人以上の勤務先で、週の所定労働時間が20時間以上・所定内賃金が月8.8万円以上・学生ではない・2か月を超えて働く見込みなどの条件を満たすと、社会保険の加入対象になります。勤務先に「私は加入対象ですか?」と確認するのが確実です。
⚠️ 月8.8万円以上という賃金要件は、2026年10月に撤廃予定です。企業規模の要件は2027年10月から段階的に縮小されます。制度は変わるため、最新情報を厚生労働省や勤務先で確認してください。
②123万円の壁(配偶者控除)
「123万円の壁」は、給与収入だけの場合に所得税の配偶者控除の対象になるかを確認する目安です。夫の会社の配偶者手当・家族手当は別の制度なので、会社ごとの条件を確認してください。
給与収入が123万円を超えても、夫婦それぞれの所得などの条件を満たせば、配偶者特別控除を受けられることがあります。そのため、123万円を少し超えただけで夫の税金が急に大きく増えるとは限りません。
時給1500円で給与収入123万円以下を単純計算すると、月約68時間・週平均約15.7時間です。ただし、配偶者控除だけで働く時間を決めず、社会保険や会社の手当も分けて確認しましょう。
③130万円の壁(健康保険の扶養)←一番大切!
パートママにとって一番影響が大きいのがこの壁です。
年間収入が130万円以上になる見込みの場合、夫の健康保険の被扶養者から外れることがあります。その後は、勤務先の社会保険に入る場合と、国民健康保険・国民年金に入る場合があります。条件や保険料は人によって異なります。
時給1500円で年間収入130万円未満を単純計算すると、月約72時間・週平均約16.6時間です。週17時間を毎週続けると年130万円を超える計算になるため、「週17時間までなら必ず大丈夫」とは言い切れません。
💡 時間のイメージ(給与だけの単純計算):
週4日 × 1日4時間 = 週16時間 → 年収約124.8万円
週4日 × 1日5時間 = 週20時間 → 年収約156万円
※実際は交通費・手当・賞与などや、勤務先の社会保険の加入条件も確認してください。
夏休み・繁忙期に時間が増えたらどうなる?
「1ヶ月だけ多く働いたら扶養を外れるの?」という声もよく聞きます。
健康保険の扶養は、基本的に今後の年間収入の見込みで確認されます。2026年4月以降、給与収入だけでほかの収入が見込まれない場合は、労働条件通知書などに記載された賃金から見込む年間収入が130万円未満かどうかで扱われる場合があります。
130万円を12か月で割ると月約10.8万円ですが、毎月の金額だけで一律に決まるとは限りません。契約内容やほかの収入、加入している健康保険の基準も確認が必要です。
📋 繁忙期などによる一時的な収入増は、事業主の証明によって引き続き被扶養者と認められる場合があります。ただし自動的に認められるわけではありません。心配なときは、勤務先と夫の健康保険の窓口に早めに確認しましょう。
▼夏休みの収入増と扶養の関係は、チェッカー付きでこちらに詳しくまとめました

時給1500円で働くなら、こんな働き方がおすすめ
健康保険の扶養で年間収入130万円未満を目指すなら、時給1500円では月約72時間が単純計算の目安です。交通費・手当・賞与なども考えて、余裕を持った時間で契約すると安心です。
| 働き方パターン | 週の時間 | 月収めやす | 年収めやす |
|---|---|---|---|
| 週3日×1日4時間 | 週12時間 | 約7.8万円 | 約93万円 |
| 週3日×1日5時間 | 週15時間 | 約9.8万円 | 約117万円 |
| 週4日×1日4時間 | 週16時間 | 約10.4万円 | 約125万円 |
| 週4日×1日4.5時間 | 週18時間 | 約11.7万円 | 約140万円⚠️ |
⚠️ 週4日×1日4.5時間(週18時間)は、給与だけの単純計算で年約140万円です。健康保険の扶養から外れる可能性があります。勤務先の社会保険に入るかどうかは、週の所定労働時間などの加入条件で確認してください。
【一覧表】時給1400円なら何時間まで働ける?
「時給1400円で働いている」「1400円で探している」という方も多いですよね。
時給1400円の場合も、同じ考え方で計算できます。
| 気にする壁 | 年収ライン | 月の時間めやす | 週平均のめやす |
|---|---|---|---|
| 106万円の壁 (2026年9月時点の賃金要件) | 年約106万円 | 月約63時間 | 週平均約14.5時間 ※加入の時間要件は週20時間以上など |
| 123万円の壁 (配偶者控除) | 給与収入123万円以下 | 月約73時間 | 週平均約16.8時間 |
| 130万円の壁 (健康保険の扶養) | 年間収入130万円未満 | 月約77時間 | 週平均約17.8時間 |
📌 計算式:年収 ÷ 時給1,400円 ÷ 12ヶ月 = 月の時間数
例)130万円 ÷ 1,400円 ÷ 12ヶ月 = 約77時間
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時給1500円と比べると、同じ年収の壁でも少し多めに時間を使えます。
ただし、時給が少し低い分、同じ月収を稼ぐには多めに働く必要があるので、バランスを見ながら調整してみてください。
| 働き方パターン | 週の時間 | 月収めやす | 年収めやす |
|---|---|---|---|
| 週3日×1日4時間 | 週12時間 | 約6.7万円 | 約80万円 |
| 週3日×1日5時間 | 週15時間 | 約9.1万円 | 約109万円 |
| 週4日×1日4時間 | 週16時間 | 約9.7万円 | 約116万円 |
| 週4日×1日4.5時間 | 週18時間 | 約10.9万円 | 約131万円⚠️ |
⚠️ 週4日×1日4.5時間(週18時間)は、給与だけの単純計算で年約131万円です。健康保険の扶養から外れる可能性があるため、交通費・手当・賞与なども含めて確認しましょう。
まとめ:時給1500円の「月72時間」は単純計算の目安

時給1500円でパートする場合のポイントをまとめます。
✅ 健康保険の扶養(年間収入130万円未満)の計算目安
→ 月約72時間・週平均約16.6時間
✅ 配偶者控除(給与収入123万円以下)の計算目安
→ 月約68時間・週平均約15.7時間
※123万円を超えても、条件を満たせば配偶者特別控除を受けられる場合があります。
✅ 勤務先の社会保険
→ 2026年9月時点では、従業員51人以上・週20時間以上・月8.8万円以上などの条件を確認。月8.8万円の賃金要件は2026年10月に撤廃予定です。
この記事は2026年9月時点の制度をもとにした目安です。税金と社会保険では「扶養」の基準が異なります。自分の状況に合った働き方を選ぶため、最新情報を公的機関・勤務先・加入している健康保険で確認してくださいね。
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