保育士として、母として。
どちらも大切にしたいけれど、
「時間が足りない」「気持ちに余裕がない」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
保育士ママは、職場でも家庭でも“お世話をする立場”。
自分のことは後回しにして頑張る毎日は、ほんとうに大変です。
でも、ふとしたときに思うんです。
「みんな、どうやってこの両立をやっているんだろう?」
この記事では、保育士ママたちのさまざまな働き方をご紹介。
“正解”を見つけるのではなく、“あなたに合うかもしれない形”を見つけてもらえたら嬉しいです。
【保育士+2児の母 tomako】
保育の仕事は好き。でも、わが子の『おかえり』に間に合いたい」そんな想いから、働き方を見つめなおしました。保育士ママに向けて「無理なく続けられる働き方」を発信中。
フルタイムで頑張るママの工夫
朝はバタバタ、帰宅後もやること山積み…。
それでもフルタイムで働きながら、家庭とのバランスを取っているママたちには、いろんな工夫があります。
たとえば…
- 家事は“完璧”を求めない
平日はお惣菜や冷凍食品もフル活用!「できるときに、できるだけ」でOKと割り切る。 - 時短グッズやサービスを頼る
食洗機・乾燥機・ロボット掃除機など、家電の力を味方に。宅配食材や冷凍弁当を取り入れる。 - 家族との“会話時間”を確保
寝る前の5分だけでも、子どもと向き合う時間を意識する。「聞いてくれるだけで安心する」って、子どもはけっこう思ってるんです。
頑張りすぎてしまいがちなママこそ、手を抜けるところはどんどん抜いて、心の余白を大事にしてほしいなと思います。
扶養内や時短勤務という選択
「フルタイムは体力的にも精神的にもきつくて…」
そんな声から、扶養内や時短勤務を選ぶ保育士ママも増えています。
たとえば…
- 午前中だけ働くパート保育士
子どものお迎えに間に合う時間に終わるから、心にも時間にもゆとりが。
夕方は一緒におやつを食べて、宿題を見てあげる時間もある。 - 週3勤務の派遣保育士
「疲れすぎて家でピリピリ…」が減ったという声も。
家庭の時間を大切にしながら、保育の仕事も続けられるのが魅力。 - 扶養の範囲で働く
収入は控えめでも、保育のやりがいや社会とのつながりは持ち続けたい!というママにぴったりの働き方です。
「家庭を優先してるなんて甘えかな?」と不安になることもあるかもしれませんが、
“いまの家庭の形に合う”働き方を選ぶことは、子どもにとってもきっと安心につながるはずです。
在宅ワークや副業をプラスするママ
最近は、保育+在宅ワークというスタイルを選ぶママも増えています。
- 保育は週2〜3日、残りは自宅で副業
ライターやデザインなど、自分のペースで取り組めるお仕事を。
子どもが体調を崩したときにも柔軟に対応できるのが魅力。 - 朝や夜、すきま時間にちょこっと在宅副業
「毎日ちょっとだけでも、自分の成長を感じられるのがうれしい」という声も。
育児と両立しながら、収入以外の“やりがい”も得られます。 - 副業からスタートし、在宅メインにシフトする人も
「将来的にフルリモートで働きたい」という目標に向けて、今できることから少しずつ準備を進めているママも。
もちろん、すべてがスムーズにいくわけではありませんが、
「働く=園に出勤するだけじゃない」という選択肢があることを知っているだけでも、気持ちがラクになるかもしれません。
正解はない。家庭の数だけ、答えがある
「どんな働き方が正しいの?」
そう聞かれると、正直なところ“正解なんてない”のが答えです。
フルタイムで働くママ、時短を選ぶママ、在宅で頑張るママ…
みんなそれぞれの生活の中で、
「これが今のわたしに合ってるかも」という形を探している途中。
大切なのは、「他の人と比べないこと」
SNSや職場の会話で「私ってダメかも」と思う日もあるかもしれません。
でも、そのモヤモヤは“自分に合う働き方を見つけたい”という、前向きなサインかもしれません。
家庭の数だけ、ちょうどいいバランスがあります。
今の自分と家族にとって、
「これなら続けられそう」「ちょっとラクかも」
そう思えるペースを、大事にしていきましょう。
まとめ|「どうやって両立してるの?」の答えは一つじゃない
保育士として働きながら、母としての役割も果たす。
そのどちらも大切にしたいと思うからこそ、
私たちは日々、たくさんの選択と向き合っています。
・働く時間を調整してみる
・職場の理解を得ながら続けていく
・在宅ワークを取り入れてみる
それぞれにメリットもあれば、迷いや不安もつきものです。
だからこそ、「どうやって両立してるの?」の答えは一つじゃなくていい。
今の自分と家族にとって“ちょうどいい働き方”を、ゆっくり探していきましょう。
あなたのがんばりは、ちゃんと届いています。
無理しすぎず、自分に優しく、今日も一歩ずつ進めますように。