仕事に子育て、毎日がんばっていると、
思わずイライラしてしまったり、自分を責めてしまったりする日もありますよね。
そんなとき、私を救ってくれたのが
たった“7秒のハグ”と、「しあわせ♡」のひとこと。
今回は、わが家の7秒ハグ習慣についてお話しします。
もしあなたの毎日に、ちょっとだけ取り入れてもらえたら嬉しいです。
【保育士・2児の母 tomako】
「おかえり」を言える働き方がしたくて、保育士×在宅ワークライターに。
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7秒ハグを始めたきっかけは、テレビ番組だった
ある日、何気なく見ていたテレビ番組で紹介されていた「7秒ハグ」。
“たった7秒のハグで幸せホルモンが分泌されて、心が安定する”と聞いて、思わず「何それ、やってみたい!」と思いました。
ちょうどその頃、子どもとぶつかってしまうことが増えていて、
「どうしたら、もっとやさしい気持ちで向き合えるかな…」と悩んでいた時期。
番組を見終わってすぐに、子どもに伝えました。
「ねえねえ、7秒ハグって知ってる?
ぎゅーってすると、幸せホルモンが出るんだって〜♡」
子どもはニコニコしながら「やるー!」と抱きついてきてくれて、
そこから、わが家の「7秒ハグ習慣」がはじまりました。

わが家のハグは“おやすみの挨拶”
今では、寝る前の「おやすみ」のタイミングに、ぎゅ〜っと7秒ハグをするのがわが家の定番になっています。
「じゃあ、ぎゅーして寝よっか」
「今日もがんばったね〜。大好き♡」
そんなやりとりをしながら、
一日をやさしく締めくくる時間になっています。
ときどき私がモヤモヤしている日でも、
「ぎゅーしよ?」と声をかけるだけで、
自分の気持ちがすっと落ち着いていくんです。
イライラしたときこそ“ぎゅーしよ?”
子育てをしていると、どうしてもイライラしてしまう日があります。
余裕がなくて声を荒げてしまったり、あとから自己嫌悪におちいったり…。
私も、そんな日がたくさんあります。
でも、そんな夜こそ、私は子どもに言うようにしています。
「ぎゅーしよ?」
「だいすき〇〇ちゃん♡」
「ママ、しあわせ〜♡」
この“幸せ〜”っていう言葉は、実は子どものためだけじゃなく、
私自身のためでもあるんです。
言葉にすることで、不思議と気持ちがほぐれて、
「今日もうまくいかなくてごめんね。でも、あなたのこと大好きだよ」と、
心の中で素直に思えるようになるから。
子どもからぎゅーしてくれる日もある
ある日、私がぼーっとしていたときのこと。
子どもが、にこっと笑って両手を広げてくれました。「ママ〜、ぎゅー♡」
その瞬間、心の中にじんわりとあたたかいものが広がって、
その日感じていたモヤモヤも、いつの間にか消えていました。
私は、ぎゅーっとしながら「ママしあわせ〜♡」と声に出します。
それは、子どもに愛情を伝えると同時に、自分にもやさしくなるための言葉なんです。
年齢が上がっても、続けられる“親子のあいことば”
もちろん、いつも素直にハグしてくれるわけではありません。
成長とともに「ぎゅー」って言うのがちょっと照れくさい年齢になってきます。
だから私は「7秒ハグをすると幸せホルモンが出るらしいよ〜」と、
科学的な話を伝えています。
すると、時々「7秒。」ってだけ言ってハグしてくれるんです。
それがわが家の“あいことば”。
数を数えながらハグをして、 言葉じゃなくても「ちゃんと伝わってるな」って感じられる瞬間です。
たった7秒。でも、親子の心はちゃんとつながってる
忙しい毎日の中で、7秒間じっと向き合うって、実はとても特別なこと。
時間にすればほんの少しだけど、
ハグをするあいだ、おたがいのぬくもりや呼吸が伝わってきて、
「ここにいてくれてありがとう」という気持ちがあふれてきます。
保育の現場では、こどもに寄り添うことは自然にできるのに、
わが子にはついイライラしたり、甘えを出してしまうこともある。
そんな私でも、この7秒だけは、ちゃんと“ママ”に戻れる気がするんです。
7秒ハグ ぜひ、やってみてくださいね

子育てって、本当に難しい。
見る角度によって「これでいいのかな?」と迷うことばかりで、正解なんてないのかもしれません。
でも、私にとって“7秒ハグ”だけは、やってダメなことはひとつもないと思える習慣です。
親も子どもも、ふわっと心がほどけて、ハッピーになれるから。
よかったら、今日の夜、
「7秒ハグしよ〜♡」って声をかけてみてくださいね。