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戸外遊びができない梅雨時期。
毎日室内遊びで、遊びのネタもなくなってきませんか?
思い切って、雨を利用した保育を楽しみましょう!
導入にぴったりの絵本も載せています。
四季のある日本、梅雨の時期の素敵な一面をこどもたちに伝えましょう。
いつもと違う発見から、知的好奇心が高まり、非認知能力も育ちます。
雨を楽しむ保育
お散歩しよう
ねらい
- 梅雨時期の生き物や植物に興味を持つ
- 雨の音やにおい、冷たさ、感触を味わう
内容
- 長靴を履いて、園庭や園周辺を散歩する
準備や配慮
- 事前に保護者に伝えておく
- 雨具、長靴を準備してもらう
- 雨上がりや小雨時に行う
- 歩き慣れていないため、ゆとりを持って計画し、安全面に十分配慮して行う
葉っぱや、お花などが雨でキラキラして見えます
いつもと違う世界に大喜び!
雨でにじみ絵
にじみ絵とは?
絵の具や、ペンなどをにじませてできた模様を楽しむ技法です。
色々な方法がありますが、今回は手軽にできる、コーヒーフィルターや障子紙、和紙などに水性ペンで色をつけ、水に塗らして、ペンの色をにじませる技法をオススメします。
ねらい
- 雨を楽しむ
- 色が混じり合う様子に興味を持つ
- 自分の作品に愛着を持つ
内容
- コーヒーフィルター紙でにじみ絵をする(後日、てるてる坊主を作る)
準備・配慮
- 混ざると色の変化がわかりやすい色のペンを用意しておく(例:赤と青→紫 : 黄と青→緑など)
- 紙を濡らす際、体も濡れてしまわないように見守る
- 色がにじんでいく様子に興味を持てるよう声をかける
- 出来上がったにじみ絵を乾かしながら眺められる環境を準備しておく(洗濯バサミで乾かす場など)
色が混じり合い、変化する様子を見て「すごー!」と大発見!
お友達と並んだ作品を不思議そうに眺めていました
雨音を奏でよう
屋根の端など、雨がポタポタ落ちるところを見つけて、缶やバケツを置いて、音に耳を傾けてみよう。色々な音が奏でられ、面白いです。
ねらい
- 雨を楽しむ
- 音色を楽しむ
- 音の違いに気づき、色々試してみようとする
- 楽器遊びに興味を持つ
内容
缶やバケツなどに落ちてくる雨粒を当てて、音を奏でる
準備・配慮
- バケツ、空き缶、洗面器など、雨粒で音が鳴りそうな素材をこどもが手に取れるところへ準備しておく(年齢によっては、鳴らないものも準備して、なぜならないのかなども考えるのも良い)
- ひとつ、保育士が手本として置き、音が鳴ることに気付けるよう促す
- 他の素材ではどうなるかな?やってみようと興味を持ち、探究心につながるよう声をかけていく
音が鳴ると大喜び♪
音の違いに気づくことができると、さらに興味を持って、知的好奇心が高まります
試行錯誤しながら、遊びが発展します
こどもたちがキラキラした目で「これもいい?」と色々置いて試してくれますよ
最後に
雨の多い時期は、室内遊びも楽しいですが、たまには、思い切って、雨と一緒に遊びましょう!
いつもとは違う景色や発見がありますよ。
夢中になりすぎて、体が濡れて、風邪をひかないように気をつけてあげてください。
四季のある日本、梅雨の時期の素敵な一面をこどもたちに伝えましょう。
知的好奇心が高まり、試行錯誤を繰り返し、非認知能力が育ちます。
ぜひ、大人も一緒に楽しんでください。